ハキダメにつる

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zoom RSS 読書感想文/「おばあさんのミシン」メイキング

<<   作成日時 : 2009/07/22 22:45   >>

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担当編集者「小説ブログにプライベート持ち込んでどうすんです」

つる「ごめんね」

担当「みんなに心配かけちゃって」

つる「ほんとだよ。でもほんとに死んじゃったんだから仕方ないよ」

担当「そのモデルになったセンセのお母さんは、いい人だったみたいですね」

つる「あ、それね。うそ」

担当「えっ!」

つる「やな人だったよ。ほんとは」

担当「え〜?」

つる「気が強くてさ。何でも自分の思い通りにしないと気が済まないタイプ。おかげでオルガンにピアノ、習字、バレエ、算盤(そろばん)、学習塾、なんでもやらされた。あたしゃ、あんたのロボットか?ての。しかも意地悪ときてる。わたしがOLのときなんか、ストッキング借りようとしたら、隠すかんね。貸すでしょ。ふつー。娘だよ、実の娘」

担当「なんででしょうね」

つる「365日、借りてたからかな」

担当「おいおい」

つる「あ。じゃこれは?結婚してすぐの頃の話だよ。ハンバーグの作り方を聞くのに電話したのね。実家に。したら何て言ったと思う?」

担当「何て言ったんですか?」

つる「わたしはこの日を待っていた」

担当「?」

つる「今までおまえは人の言うことなんか何にも聞こうとしなかった。困ったときだけ電話してきて、人を便利に使おうたって、そうは問屋が卸さない。ざまーみろ。ガチャン。くやしーっ!」

担当「……」

つる「どうよどうよ。いやな人でしょう」

担当「気のせいですかね。センセの方に問題があるように思うんですけど」

つる「そうかな」

担当「だけど、マズくないですか?それ」

つる「なんで?」

担当「急に小説が説得力をもたなくなりました。いいですか?『ホームレス中学生』がウケタたのは何故です?事実が下敷きだったからです」

つる「そうだね。その通りだね。あ!ババアの話でほんともある」

担当「どこです?」

つる「B29のところとー、ミシンを買いに行ったところとー。うん。その二つだね」

担当「そんだけ?二つぽっちのネタでよくもまあ、あんだけ大嘘こけますね」

つる「悪かったよ。でもね。ペダルの順回転のコツを発見したのはわたしだよ。これってすごくね?」

担当「ふーん(棒読み)」

つる「あ〜、なんつーか『です』『ます』調で書いてたら疲れた」

担当「センセのキャラと違いますもんね」

つる「そうだよ。マジ疲れた。今度はドタバタが書きてえ。破壊的なものが書きてえ」

担当「そしたら、そのお母さんとセンセとのバトルでも書いたらどうです?」

つる「いいねいいね」




もうね。母とのバトルネタはありすぎです。とっておけばどこかで使えるかな。
晩年は憑(つ)き物が落ちたみたいにやさしい母でした。言い返されないのをいいことに、昔のことを掘り返してはイジメてやりました。思えば悪いことした。
少し時間が経って思うのは、親の死は子供を解放するということ。良い親でも悪い親でも、彼らから解放された子供は自由になります。自由になった子供は少し怠け者になります。
湿っぽい話につきあってくださってありがとう。





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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
読ませていただきました!
若干のウソは交じっているみたいですが(笑)、実話ベースにしているのが吉と出ているなと感じました。実話ベースだと細部にこだわりすぎて、ぼくなんかはよく失敗するんですけどね。ミシン購入のエピソードなんか、とても良かったと思います! ウソが交じっているのは、「ノンフィクションです」というような断り書きもないし、別にいいんじゃないですかね(^-^;)
「です・ます」調の作品、またぜひ読んでみたいです。こういった低年齢が主人公の厳かなストーリーに、よく合っていると思いますよ。書かれる本人はどうやら大変みたいですが(^-^;)
shitsuma
2009/07/26 00:32
★shitsumaさん★
あ、どうもありがとう。
>若干のウソ
うん。自分史じゃないから、あくまで小説の形をとりました。母の話に、今まで見たり聞いたりした本当のエピソードを織り込みました。寅年の話しかり小学校の話しかり。
「です・ます」は、ここでは面白おかしく読めるように、つるセンセにそう喋らせたけど、「です・ます」の神様は気まぐれに降臨されるから、そんなに苦手とか億劫ということはないんです。ただ、その神様はすぐにお帰りになられるの。すると途端にメンドーに感じるのね(笑)
そうなの。小学生でも読めるものが書きたいんだけど、そうしたら、主人公はやはり低年齢層になるのかしら。そのへんがまたまたこれからの課題だわ。
つる
2009/07/26 01:49
なんと、事実は小説より面白いを地でなさってましたか(笑)小説化が楽しみです。
しばらく寂しい時が続くんでしょうが、お気を落とさずにおすごしください。

ミシンは後編で普通に部屋に置けばどうでしょうかね。
銀河系一朗
2009/08/02 01:53
★銀河系一朗さん★
いつもありがとう。
確かにいえてるわ。わたしの話なんてフツーで、つまらないものばかりなのに、その自分フツーに、よくびっくりされます。いわば慣れですね。
慣れといえば、母のいない生活に慣れました。これからはお気遣いなく。お心配りをありがとうございます。
>普通に部屋に置けば
あ〜!やっと意味がわかりました。
ニブイぞ。わたし。
前記事コメの続きね。了解。
つる
2009/08/02 23:21

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